連帯経済情報@日本語

Archive for 3月 2014

かなり面白いニュースが入ってきましたので、お届けしたいと思います。スペインで通信分野の協同組合Eticom-Som Connexióが発足しました。(固定・携帯)電話とインターネット接続のサービスをスペイン全国で提供するのが目的で、来年にもサービスの提供を始め る予定のようです。

詳細情報(スペイン語): http://www.observatorioeconomiasocial.es/actualidad-observatorio.php?id=2606
同組合のサイト(カタルーニャ語・スペイン語): http://www.eticom.coop/

この組合は、再生可能エネルギーの協同組合Som Energiaと同様、消費者協同組合として設立され、消費者に対しては良質で安価なサービスを、環境に配慮した形で提供することになるということです。まだ設立総会が開かれたばかりの段階で、詳細情報はまだまだ出ていませんが、今後が非常に楽しみです。

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さて、ニューヨークにある国連本部で、28日(金)の12時~13時(日本時間の翌日29日(土)午前1時~2時)に、地域開発と社会的連帯経済を国連の持続可能な開発目標と結びつけるセッションが開催されることになりました。オンラインで放送されるため、日本からでも視聴可能となっています(事前登録が必要ですので、お忘れないように)。この会議では連帯経済側を代表してRIPESS(社会的連帯経済推進者国際ネットワーク)のダニエル・チジェル事務総長がスピーチを行ないます。

詳細情報(英語、オンライン視聴の事前登録もこちらで): https://ccednet-rcdec.ca/en/node/13360

通常の会議とは違い、日本からも気軽にオンライン参加できるイベントですので、日本時間では深夜となりますが、英語がわかる方はぜひご覧いただければ幸いです。

さて、フランスではオランド政権の発足以降、社会的連帯経済の分野でさまざまな推進活動が行われていますが、その一環として地域通貨の研究プ ロジェクトが先月立ち上がったというニュースが入りましたのでお届けしたいと思います。

http://rtes.fr/Lancement-d-une-mission-d-etude?utm_medium=email&utm_campaign=Newsletter+RTES+-+Mars+2014&utm_content=Newsletter+RTES+-+Mars+2014+CID_bd7a611b8b39d1e6b98b6f9b1cacfb9c&utm_source=Newsletter+RTES&utm_term=Lire+la+suite (フランス語)

また、このニュースはリベラシオン紙でも報道されています。

http://www.liberation.fr/economie/2014/02/23/enfin-une-etude-sur-les-monnaies-qui-changent_982364 (フランス語)

これら記事によると、ブノワ・アモン社会的連帯経済担当相が、地域通貨の研究報告書を作成するチームを2月に立ち上げて、英ブリストル・ポンドを訪問するなどした後に、6月に最終報告書が出るということです。地域通貨に対してはいくつかの国で政府が積極的な姿勢を見せていますが、欧州においてここまで積極的な態度を見せた国は今までなかったことから、今後の展開が楽しみです。

さて、国際労働機関(ILO)が2010年から社会的連帯経済アカデミーを開催 している話は以前もお伝えしたと思いますが、今年はブラジルはサンパウロ州のカンピーナス市(サンパウロ市内からは北北西に100km)で、7月28日(月)から8月1日(金)までの日程で開催される予定です。

http://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/—ed_emp/documents/event/wcms_237666.pdf  (英語)

このブログで何度もお知らせしている通り、ブラジルは世界的に見て連帯経済の先進国として非常に高い評価を受けており、同国内でもさまざまなイベントが開催されていますが、基本的にブラジル国内で開催される会議はポルトガル語(同国の公用語)のみで行われるため、ポルトガル語あるいはスペイン語がで きる人以外にとってはアクセスが非常に困難です。ただこのアカデミーでは英語も公用語になるので(英語・フランス語・スペイン語・ ポルトガル語)、ブラジルの連帯経済について学びたいと思っている方には最高の機会だと思います。

参加費が1500ユーロ(約21万円)、それに加えてブラジルまでの交通費+ビザ代(日本国籍の方はブラジル入国にビザが必要)+宿泊費がかかるということで、正直かなり高いアカデミーですが、連帯経済先進国の動向を知るまたとない機会ですので、日本からもどなかたぜひご参加いただければ幸いです。

さて、社会的連帯経済の代表が2年に1回集まる会議として2004年から行われているモンブラン会議の主催で、去る2月4日に国連本部で社会的連帯経済を紹介するイベントが行われましたが、その様子を紹介したビデオがYoutubeに アップロードされましたので、ご紹介したいと思います(27分、英語)。

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以前も報告しましたほうに、国連では昨年9月30日に社会的連帯経済推進委員会が発足し、特に2015年で期限切れを迎えるミレニアム開発目標に代わる指標の作成を急いでいますが、その一環として社会的連帯経済も重要なテーマになっています。

社会的連帯経済推進委員会発足に関するニュース(英語): http://www.unrisd.org/80256B3C005BE6B5/search/D383EB2BF07FF084C1257BFA00420698?OpenDocument

国連で社会的連帯経済が幅広く議論されるようになると、当然ながら国連加盟国である日本でも国際社会からの要請を受けて社会的連帯経済の推進を求められるようになると思いますので、この流れは必見です。

さて、第3回アジア社会的企業国際学術会議がソウルの延世大学で、7月4日 (水)から6日(金)にかけて開催されるという情報が入ってきましたので、お届けしたいと思います。

詳細(英語・韓国語): http://www.icsea.kr/bbs/notice_en

第1回は2010年に台北(台湾)で、そして第2回は天津(中国)で開催された この学術会議ですが、3月31日まで発表論文を募集中ということですので、ご関心のある方はご参加されてはいかがでしょうか。



    • 鶴岡達也: 初めましてこんにちは。 たまたまこちらの記事にたどり着いたのですが、地域通貨の国際大会が行われたと知
    • トラネコ (@Toraneko280): 政治が無策でも世界は手を差し伸べてくれる。大航海時代を開いたポルトガルは不思議に日本的な部分が有る。
    • ほんだ さちよ: すごくおもしろい企画ですね。わたしはベルギー在住ですが、ベルギーでも農業という形で受け入れてくれると