連帯経済情報@日本語

Archive for 12月 2013

さて、カナダのケベック州で社会的経済法が成立したことについては以前お伝えいたしましたが、その条文を発見しましたのでシェアしたいと思います (仏語)。

http://www.reliess.org/centredoc/upload/telecharge.phploiadopt%C3%A9e10octobre.pdf

この法律では「社会的・経済的開発の方策」として社会的経済を推進することが規定されており(第2条)、社会的経済については具体的な法人格について定義するのではなく、民主的経営や経済運営に携わっていない者への剰余価値の配当禁止などの原則の遵守のほうを重視しています(第3 条)。そして、既存のケベック社会的経済ワークショップ(Chantier de l’Économie Sociale)などをケベック政府と社会的経済運営者とのつなぎ役として認定し(第5条)、政府は各種政策の調整を行ったり(第6条)、5年ごとに政府としての行動計画を策定したり(第8条、第10条)することとなっています。

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さて、今日はもう一つニュースがありますので、お伝えしたいと思います。フランスとブラジルの両政府が、連帯経済分野でのパートナーシップに調印したとのことです。

原文(ポルトガル語): http://portal.mte.gov.br/imprensa/economia-solidaria-e-tema-de-parceria-entre-brasil-e-franca.htm

オランド・フランス大統領が先週ブラジルを訪れた際にこの合意調印が行われたということです。人材育成、事例交流およびプロジェクトの推進という3つ の軸において、社会的連帯経済における技術協力および支援について協力を行うが行われるということですが、ここで画期的なのは途上国とされているブラジルから、先進 国とされているフランスに対して技術支援が行われるということです。今後他の「先進国」もこの流れに乗るのでしょうか…!?

さて、サンパウロ州というと日系人が非常に多い場所として有名ですが、1994年まで存在していたコチア協同組合についての日本語の資料が見つかったので、こちらでもシェアしたいと思います。

http://jicr.roukyou.gr.jp/hakken/2000/10/0101-066kanda.pdf

ブラジルでは日系人に対する評価が非常に高く、そのおかげで日本生まれの日本人に対しても非常に好意的な反応を示す人が多いですが、そうなったのはこのような日系人の努力があったことについて、日本本国からもご関心を持っていただければ幸いです。



    • 鶴岡達也: 初めましてこんにちは。 たまたまこちらの記事にたどり着いたのですが、地域通貨の国際大会が行われたと知
    • トラネコ (@Toraneko280): 政治が無策でも世界は手を差し伸べてくれる。大航海時代を開いたポルトガルは不思議に日本的な部分が有る。
    • ほんだ さちよ: すごくおもしろい企画ですね。わたしはベルギー在住ですが、ベルギーでも農業という形で受け入れてくれると