連帯経済情報@日本語

Archive for 1月 2013

ブラジルにはパルマス銀行(セアラ州フォルタレザ市)など69箇所に、地域住民が自主運営するコミュニティバンクが存在し、その中には地域通貨を発行している事例もありますが、その詳細がわかるサイトが公開されましたののでご紹介したいと思います(ポルトガル語)。

http://www.ativbs.com.br/infografico/index.php

なお、パルマス銀行についての詳細情報(日本語)は、以下のサイトでご覧になれます。

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/49251/1/DPB104.pdf

また、同銀行の様子について紹介した動画(日本語字幕選択可)は、こちらでご覧になれます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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Posted on: 1月 3, 2013

南米ウルグアイの元国営航空会社プルーナ社は、民営化や航空規制緩和の流れを受けて経営が悪化し、昨年7月に運行を中止して実質上経営破綻状態にありますが、同社の元従業員500人程度で協同組合を結成して、4月にも協同組合航空会社として再出発するようで、同国のムヒカ大統領も賛同しているようです。また、去る12月27日には、議会でも協同組合化に向けた法律が可決されたようです。

詳細を伝える同国のテレビニュース(スペイン語) 

航空会社の破綻は、日本を含む世界各地で最近起こっていますが、雇用を守るという観点からの協同組合化は非常に面白い取り組みだと思います。今後ウルグアイからの続報を待ちたいと思います。

さて、今回はかなり面白い内容となっている、南米エクアドルの民衆連帯経済法を取り上げたいと思います。

全文(スペイン語):
http://documentacion.asambleanacional.gov.ec/alfresco/d/d/workspace/SpacesStore/874b7ec2-fa6d-408d-84c7-738d33c513f1/Ley%20de%20Economia%20Popular%20y%20Solidaria

以前にもこのブログでスペインメキシコの社会的(連帯)経済法について取り上げたことがありますが、スペインやメキシコと比べると、この法律は社会的(連帯)経済法に加え、協同組合法の内容も含まれているものと言えます。また、連帯経済の推進のための各種政策や機関の創設についても、詳しく規定されています。

  • 政府機関からの支援(第132条): 政府機関の調達の際に民衆連帯経済を優先、金融支援、教育研修、知的所有権関係でのアドバイス、補完的支払い手段、広報、社会保障、平等(買い叩きの防止)
  • 政府からの推進活動(第137条): IT、フェアトレード、サプライチェーン構築など
  • 民衆連帯経済・民衆連帯金融部門総合委員会の創設(第142条): 政府の関連省庁が参加し、民衆連帯経済の推進のために省庁間で調整
  • 管轄機関: 独立法人民衆連帯経済特別監督庁(第146条~第152条)
  • 推進機関: 独立法人国立民衆連帯経済研究所(第153条~157条)
  • 金融機関: 独立法人民衆連帯金融国立法人(第158条~第166条)

条文がかなり長く、おそらく邦訳は発表できないとはは思いますが、こういう先進的な内容を持った法律がエクアドルに存在することは、知っておくと良いのではないかと思います。

 



    • 鶴岡達也: 初めましてこんにちは。 たまたまこちらの記事にたどり着いたのですが、地域通貨の国際大会が行われたと知
    • トラネコ (@Toraneko280): 政治が無策でも世界は手を差し伸べてくれる。大航海時代を開いたポルトガルは不思議に日本的な部分が有る。
    • ほんだ さちよ: すごくおもしろい企画ですね。わたしはベルギー在住ですが、ベルギーでも農業という形で受け入れてくれると